休みが取れるようになり、仕事も生活も充実しました。
前職はビルメンテナンスの会社で、今と同じ、清掃管理の仕事をしていました。この仕事は、清掃スタッフの管理が主な仕事です。人材採用からシフト作成、清掃用具の管理など様々な業務を行うのですが、なにしろ人相手の仕事なので、現場に行き、スタッフたちの指導をしたり相談に乗ったりしながら、こつこつと信頼関係を築くことも、目に見えない重要な仕事です。その結果、人の繋がりで救われたことも多々ありますし、やりがいを感じることもありましたが、前職の時は、お客さまの要望に合わせると、ほとんど休みがとれないのが悩みでした。
そんな頃、会社(メンテ東名)の方から声をかけていただき、休みなどの条件面はもちろん、キャリアを活かせる社会貢献性の高い仕事にも魅力を感じて、転職することにしました。
配属された富士事業所は、みんなが冗談を言い合う、「職場というより学校みたい」な雰囲気で、すっかり気に入りました。念願だった休みもしっかり取れるようになり、資格取得にも挑戦できる余裕ができましたし、その後結婚して子どもを授かった際も、周囲の理解のおかげで何かと助けられながら、仕事も生活も大切にすることができています。長く働ける会社であることに感謝しています。
TV番組などで担当施設が取り上げられた時、
誇らしい気持ちになります。
お客さまが気持ちいいと感じるPA・SAにするためには、清掃スタッフの頑張りが重要。だからこそ、人材を管理する私たちは、スタッフのみなさんが働きやすい環境となるよう、普段から声掛けをしたり、転倒など業務中の事故が起きないようにケガ防止対策に取り組んだりしています。
お互いの理解のために対話を大切にしているので、何をするのも時間はかかりますが、その努力をする人のことをスタッフはちゃんと見ていますし、困ったときには必ず助けてくれるものです。難しい面も多々ありますが、チームをまとめていく醍醐味も感じられる仕事だと思います。
ただそれは自分の仕事をはたから見ることはないので、自分の心の中だけの満足感だったのですが、テレビ番組などで、私たちが管轄しているSA・PAの様子が放送された時に「私がこのSA・PAを守っているんだ」という実感や、誇らしい気持ちが湧いてきて、その時にはじめて「この仕事をやってきて良かった」と感じました。
昼は仕事、夜は育児。どちらも、価値ある時間を過ごしています。
第一子が1歳の時、双子が生まれたため、5か月間、育児休暇を取りました。3人の赤ちゃんの世話は、想像以上に大変で、職場に復帰した後も、妻の要望もあり、上の子の保育園の送り迎えや急な呼び出しなどに対応しやすいよう、育児時短勤務にさせてもらっています。
現在私は、8時半に長女を保育園に送っていった後に9時に出社。午前中に、清掃業務の在庫確認や人材募集の状況などを行い、そのほかメールのチェックや事務作業を行っています。そして午後からは、各SA・PAに巡回に行き、スタッフとコミュニケーションを図ったり、危険個所や問題事象などがないかの確認を行ったりして、16時に退社。保育園にお迎えに行って帰宅してからは、お風呂に入れたり、寝かしつけたり、夫婦協力しての育児の時間が始まります。